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京瓦は、美しい肌合いと光沢が特徴だという。それには「磨き」をかけるのである。
「磨き」とは、ヘラで表面をならすように擦るのである。
すると、まさに磨きがかかったように粘土色が白っぽく変化して光沢が増す。 すべて磨きをかけるには何度もヘラを往復させなければならない。瓦一枚一枚にこれほどの手間をかけるのは、やはり機械製の瓦と一線を画するものが要求されるのと、美しさを追求する職人魂からだろう。
浅田製瓦工場三代目、浅田晶久は言う。
「他の工芸品と同じく、京都は細かいところに神経を使ってるから。京瓦というのは、他産地の瓦と寸法の比率が違うんですよ。厚みも少し薄い。厚い方が焼きやすいのですが、私は昔から言い伝えられた寸法を守ろうとしてしまう。
なぜならそれは先人たちが長年かけて、「これが一番美しく見える」と編み出した比率だからです。実際、屋根に葺かれたのを見て、本当に美しいと思いますね。この比率でないと。」
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